2009年04月19日

『8人の女たち』

8人の女たち

ダニエル・ダリュー、カトリーヌ・ドヌーヴ、ファニー・アルダン、エマニュエル・ベアール、イザベル・ユペール、ヴィルジニー・ルドワイヤン、リュディヴィーヌ・サニエ、フィルミーヌ・リシャール
フランソワ・オゾン監督

屋敷の主人マルセルが殺される。
雪で閉ざされた屋敷にいるのは、8 人の女たち。犯人は一体誰なのか?

密室ミステリーという枠組みの中で、8 人の女優が魅せます。
まず、キャストが素晴らしい。
マルセルの妻にカトリーヌ・ドヌーヴ。存在感からいってもやはりこの映画の中心。
ドヌーヴのエキセントリックな妹役は、『ピアニスト』のエリカ先生、イザベル・ユペール。
この姉妹の母親、殺されたマルセルの義母は、ダニエル・ダリュー。
マルセルの妹、謎めいたダンサー役は、『隣の女』のファニー・アルダン。かっこよすぎ。
ドヌーブの娘二人は、姉がヴィルジニー・ルドワイヤン。
妹はオゾンのお気に入りで『焼け石に水』、『スイミングプール』にも出演している、リュディヴィーヌ・サニエ。
そして究極のメイド役に、エマニュエル・ベアール。最高!

キャストも脚本も素晴らしいのですが、さらに8人の女優が1回づつメインで歌って踊るシーンがあり、これが非常に楽しいのです。

メイド衣装のベアールの激しさ、妖しさ。髪と胸の衣装のわずかな乱れ。振り付けの最後の視線がたまりません。
ルドワイヤンとサニエの姉妹でのかわいらしさ。少し危うい。
サニエを中心として、ルドワイヤンとドヌーヴがバックダンスのパパパパ。
イザベル・ユペールの美しい振り付け。完璧な涙。
黒から赤へ。ファニー・アルダンの存在感。やはりすごい。
事件の最後を包み込むかのようなダニエル・ダリューの歌声。めちゃくちゃうまい。
どれも魅力的です。もう数十回観ていますが何度観ても飽きません。

ラストシーンは、横一線の美しさ。
監督オゾンが素晴らしい女優たちの魅力を存分に引き出し
やりたいことを全て実現しつくした映画。
こんなに楽しい映画は滅多にありません。
posted by vlt at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | cinema | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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