2006年04月10日

『奇跡の海』

奇跡の海 プレミアム・エディション


ラース・フォン・トリアー監督。
エミリー・ワトソン。

比較的初期の作品です。
エミリー・ワトソンもこの映画で発掘されたんですねえ。
トリアー好みだったんでしょう。

エミリー・ワトソンと、トリアーの分身みたいな夫。
どこに魅力があるのか全く分からないこの夫に
エミリー・ワトソン演じる純真すぎる主人公は尽くしまくります。

夫が事故で重傷を負い、不能になってからの主人公はあまりに悲惨です。
トリアーの主演女優のいたぶりっぷりは
10年前から全然変わって無いんだな…。(ほめてます)
観ている方も、もちろん不快になる訳ですが。

ただ、ラストがトリアーにしては珍しく救いがあります。
どうしてだろう…。
今のトリアーだったら絶対にあんなラストにしないと思うんだけど。

トリアーらしからぬラストではありますが
彼の映画にハマってしまった人は見ておくべき一作でしょう。
posted by vlt at 22:05| Comment(4) | TrackBack(1) | cinema | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは、vltさん。
TBありがとうございました。

主演女優をいたぶる手腕にかけてはほんとこの監督は素晴らしいですね。
是非20年先、30年先もそこは変わらなくあって欲しいものです。

ラスト、らしくないですよね。
でもこの映画自体がなんだかトリアーの中では異色な気がします。
Posted by ph7aut at 2006年04月14日 23:36
ph7autさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

ph7autさんのおっしゃるように
この作品はトリアーの中では異色という感じは僕もします。
でも変わっていないところもありますよね。
主演女優と観客の脳をいたぶるところとか…(ほめてます)
個人的にはこの路線を貫いて欲しいと思っています。
Posted by vlt at 2006年04月15日 00:23
ダンサー・イン・ザ・ダークと同じ監督さんだったのですね。納得!女優さんをいたぶる有名な監督さんですね。  「奇跡の海」の方を先に見ていました。どんどん主演女優さんが不幸になっていって、それと逆に彼女の精神がどんどん崇高になっていく感じがしました。人間界で堕ちれば堕ちるほど、より救われるというキリスト教の救いの原理を見たような気がしました。それも非常に皮肉たっぷりで締めくくっているような気がしました。
Posted by beadsenglish at 2006年04月23日 21:52
beadsenglishさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
『奇跡の海』はトリアーの映画の中では、少し位置づけが違う気がします。
いかにもトリアーと言う映画ではないと思いました。
最近の彼の映画からは考えられませんが、恋愛もちゃんと描ける人なんだと思いました。
保守的な教会や共同体に対しての切り口は、この頃から鋭かったんだなと思いましたが。
Posted by vlt at 2006年04月25日 00:52
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奇跡の海
Excerpt: ラース・フォン・トリアー 小さな飛行場、ウェディングドレスの女。 物語はそんな思わせぶりなシーンから始まる。 説明やセリフは一切無い。 なかなか心憎い演出…。 主人公..
Weblog: Trick-Utopia
Tracked: 2006-04-14 23:05
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